タッチタイピングを覚える重要性
タッチタイピングには覚える価値がある
タッチタイピングの覚え始めの時期は、まだ脳から指先に命令を伝えるスピードが遅い。
だから、サイトメソッドで打つよりも、タイピングスピードが劣ってしまう。
このことから、サイトメソッドに慣れてしまった人は、タッチタイピングの習得練習をためらいがちだ。
しかし、タッチタイピングを覚えないことはもったいない。タッチタイピングには、時間と手間をかけるだけの価値があるからだ。
タッチタイピング練習をしてスピードアップ
正しい知識を持った上で、効果的なタッチタイピング練習を重ねて行くと、キーの配置や入力方法が自然と身についていく。
そして、キーの配置や入力方法が脳に記憶された後は、成長スピードがぐ〜〜んと上がり、あっという間にキーボードを見ながらタイピングしていた時のスピードに追いつく。
- 入力方法と成長の関係を表したグラフ
最終的には、サイトメソッドに比べ、2,3倍程度(人によってはそれ以上)のスピードを手にすることが出来るようになる。
作業効率とストレス
タッチタイピングをマスターすると、確実に作業効率は上がり、今までの数倍の量の作業をこなすことが出来る。
スムーズに作業が出来るようになると、キーボードを打つことが苦痛でなくなり(むしろ楽しくなる)、ストレスも溜まりにくくなり、長時間作業を行っても疲れにくくなる。
タッチタイピングを習得するのに必要な「時間」と「手間」
練習に費やせる時間とやる気によって、習得に必要な期間は異なる。
やる気満々で1日に数時間の練習が可能な人の場合
3日目ぐらいで「だいぶ出来るようになってきたぞ!」と実感し始め、1週間ぐらい経過すると「もうタッチタイピング出来てるんじゃない?」と思えるレベルに到達するだろう。
忙しくてなかなか時間が割けない人の場合
1日10分ぐらいでもいいから、出来るだけ毎日練習してみよう。急がず焦らず続けていると、1ヶ月〜3ヶ月ぐらい経った頃には、手元を見ずに普通に打ててることに気付くだろう。
決して、辛い練習を1ヶ月以上続ける訳ではない。なぜならば、だんだん手元を見ずに打てるようになってくることに、喜びを感じながら続けることになるからだ。
あなたは、どちらを選ぶ?
- 時間と手間をかけることを惜しみ、これからず〜っと、無駄が多く疲れやすく、作業効率の悪いサイトメソッド。
- 時間と手間を少しかけて、これからず〜っと、快適にスムーズな操作ができ、作業効率の良いタッチタイピング。
どちらを選ぶかは、あなたの自由だ。
次のページでは、タッチタイピングを習得することの難しさについて学ぼう。