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タイピングの基本姿勢

ホームポジションに、力を抜いた状態で指を配置すると、手は指の関節が軽く曲がった形(緩やかなアーチ状)になるはずだ。

この形が、タイピングをする時の基本姿勢となる。指に力を入れずに自然体で構えることにより、どの方向にも移動がしやすくなる。

親指は、スペースキー(最下部の中央にある、無印の横長のキー)の上に軽く置いておくといい。タイピングを始める時には、この基本姿勢でホームポジションに待機しておく。

手首は浮かせるのか、固定するのか

無責任にとられるかもしれないが、手首は、浮かしても浮かさなくてもどちらでも良い。手首を浮かせる方法、手首を固定させる方法、それぞれにメリットとデメリットがあるからだ。

手首を固定するメリット・デメリット

手首を固定すると、窮屈な状態でタイピングしなければならなくなり、動きに制限がある。しかし、疲れにくく安定したタイピングが可能になる。

手首を浮かせるメリット・デメリット

手首を浮かせると、指がバタバタした不安定なタイピングになりがちで疲れやすい。しかし、自由に指を動かせるので、動きに制限がなく、遠い位置にあるキーもスムーズに打てる。

状況によって使い分けられると良い

手首固定派、手首流動派、どちらの方法でも速い人は速いので、これは好みの問題であると言える。用途によって使い分けよう。

個人的には、リストレスト(パームレスト、アームレストともいう)を用意し、リストレストに手首を置いた状態でタイピングをするのが、一番楽で打ちやすいと思う。

次のページでは、手元を見なくても正確にタイピングできる原理を学ぼう。